「もしも」の夏休み

入道雲

郵便局へ行こうと外に出ると、ハッとするような鮮やかな入道雲。

本当なら(という表現が適切かどうかはわからないけれど)、阿波おどりが始まる前の浮き立つような空気が熱い風からも感じられる今日であったはずでした。
「今年は静かな夏休みになりそうです」という言葉が最近のメールの定番に。

風景が夏を主張すればするほど、祭りの記憶も喚起されます。
桟敷や提灯、観光客のみなさん、鳴り物の音、浴衣で歩く・自転車に乗る・車を運転する人。
私は踊る阿呆でも見る阿呆でもないけれど、全部ひっくるめた空気感を楽しんでいたのだなということがわかりました。

「もしも阿波おどりが中止になったら?」が現実になった夏休みが始まります。