
「瀬戸内デザイングランプリ2025」というポスターコンテストが開催されます。今年のテーマは「どうぶつ」。立候補して、ポスター&チラシをデザインさせてもらいました。たくさんご応募いただけるといいなあと思っています。
実は私が「グラフィックデザイナーという職業がある」ということを知ったのは社会人になってからです(遅すぎやしませんか、といつも色んな人から指摘されるのですが、ほんとに遅すぎです)。過去の自分を思うと、瀬戸内デザイングランプリの「デザイナーを目指す子どもたちを育てる」という理念には共感しかありません。同時に徳島のデザインリテラシー向上に貢献したいという思いも抱いています。
近年、デザイン経営やデザイン思考の重要性が高まっています。デザインとは、そのもの(例えば商品やサービス)が持つ「本質」を見つけ、それをどのように伝えるかという思考プロセスの表出にほかなりません。つまりは、目の前にある課題を解決する力を持っているということです。
徳島もまた、少子高齢化による過疎化や働き手不足、気候変動による農作物への影響など、さまざまな課題に直面しています。こうした課題に対し、地域の人々が自分ごととして前向きに取り組むためには、理念を深掘りし、人と人をつなぎ、仕組みをつくり、活動を広げることが不可欠です。デザインの力は、まさにこうしたプロセスを支えるものだと思います。そうした意味で、徳島でデザインリテラシーを高めることは、持続可能な地域づくりの「種蒔き」となります。
私ひとりにできることは小さなことですが、一粒ずつ、しっかり種を蒔いていこうと思います。
